令和元年12月に栃木県塩谷町の住宅で母親を刃物で殺害した後、弟にも怪我をさせて逮捕された、兄の無職 斎藤光希被告は26日宇都宮地裁に懲役14年(求刑懲役18年)の判決を言い渡された。
この事件の事についてまとめてみた
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斎藤光希被告のプロフィール
名前 斎藤光希(さいとう こうき)
出身地 栃木県塩谷町玉生
職業 無職(高校卒業後引きこもり)
生年月日 1999年生まれ
出身校 不明
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事件の概要
事件現場
栃木県の北部で塩谷郡に属する玉生(たまにゅう)村の小さな町で起きた。
事件の詳細
事件は午後2時50分頃に起きた、同居の母親、斎藤麻由美さん(45歳)が長男である斎藤光希被告に殺傷能力のあるナイフで頭や首の複数個所を切りつけて殺害した。
複数個所というのは強い殺意があったのが分かる、その殺意を実の母親にむけるという実に理解しがたい事件だ。
母親を切りつけた後に実の弟も切りつけており弟は何とか近くの住宅に逃げることができ一命はとりとめた。全治2週間のけがで済んだ。逃げ込んだ家から警察に通報し、駆け付けた警察官が母親の麻由美さんを発見した後に近所の玄関内にいる光希被告を発見し、現行犯で逮捕した。
この家族は母子家庭であった。
弁護側は殺意がなかったとの主張だが山下博司裁判長は『十分に殺傷能力のあるナイフで、「頭や首などを複数回切りつけており、強い殺意に基づく極めて危険な犯行』と殺意をみとめた。
そして、『被告を支えようとしていた母親には何の落ち度もない。厳しい非難に値する』と判断した。
そして、斎藤光希被告に懲役14年(求刑懲役18年)を言い渡した。
求刑懲役とは
検察官が相当と考える刑のことで、検察官が裁判所に求める刑の事。
検察官の意見に過ぎないという点、求刑より重い刑になることは稀なことである。
殺害の動機は
長男の兄は高校を卒業後、無職で引きこもりだったそうだ。
そんな状態の息子を心配した母親は自立を促したりしていたそうだ、どんなにうるさく言われたとしても、それは子を思う親としてはごくごく普通の話である。
そして、弟にも、もちろん小言は少なからず言われたのだろうが、兄弟ならこれもまた普通なことのように思う。
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まとめ
このような悲惨な事件を起こすのはこういったいつも自分本位な人間の異常な行動が引き起こすものだと思う。
引きこもりを全面否定するわけではないが、狭くて小さい世界で生きていると物事を自分本位の身勝手な考え方になってしまうのだろう。
そして周りが助けようとしてもこのような事がおきてしまうのだから怖い以外思いつかない。
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