令和2年7月に秋田県由利本荘市内で軽乗用車を運転中に長女の千愛ちゃん(当時4歳)を果物ナイフで胸を刺し殺害した小笠原沙織被告は2月10日に秋田地裁は懲役2年6ヶ月の判決を下した。
弁護側は被告が当時心神耗弱状態だったとして執行猶予付き判決を求めていた。
事件の概要、小笠原沙織被告、家庭環境についてまとめてみました。
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事件概要
令和2年7月2日秋田県由利本荘市内で軽乗用車を運転中に自身の長女の千愛ちゃんが寝ていて事前に購入していた睡眠薬を使用せずに胸に刃渡り10cmの果物ナイフを刺して殺害した。
眠っている抵抗の出来ない4歳の幼い娘を殺害するという、残虐性が感じ取れる。
被告自身も胸を刺していた。そして車内にいるところを見つかり逮捕にいたった。
小笠原沙織被告は起訴内容を認めている。
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小笠原沙織被告の顔写真は
逮捕されてから7ヶ月経つが今現在顔写真を特定することが出来なかった。
被告は秋田県由利本荘市の無職であることから専業主婦であったのがわかった。
住まいは夫の実家に住んでいた。
小笠原沙織(おがさわら さおり) 34歳
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犯行動機は?
前記書いた住まいが夫の実家というところが大きいそうだ、
冒頭陳述によると義父母ら7人と生活していた。家事などの負担が重く、事件直前には『夫の実家から疎まれていると感じ、自殺を考えた』と発言している。
裁判では検察側、弁護側、双方心神耗弱状態だったと主張していることから家族間で問題を抱えていたのかと思う。
予測できるのは一番の理解者になってくれるであろう夫は相談に乗ってくれずに小笠原沙織被告に協力的ではなかったのだと思う。
しかしどんなことがあっても人を殺めてはならない。だれか助けになってくれる人は居なかったのかと思う。
求刑は5年であったが懲役2年6ヶ月の判決からも相当追い詰められていたのかと思う。
どこに相談すればいいのか?
今回のような事件が起こらないようにするためにはどうすればいいのかと考えたときに少しでも役に立てばいいと思い調べてみるとネットですぐに相談先が見つかった。
そこには実例も記述してあり同じように悩んでいる人は少なくないそうだ。
そしてそのサイトを見ると夫の協力がないや相談に乗ってくれないと記してあり、家にいる時間が長ければ夫より長い時間義父母達と生活しなければいけない状態なのでストレスしかなく、休まる時間が無くなれば、精神的におかしくなってしまうことがわかった。
一人で悩まずにぜひ専門家に相談してもらいたい。
まとめ
今回の事件で一番被害に遭っているのはまだ幼い子供というところで大人の勝手な事情で幼い尊い命が奪われてしまった。周りに家族がいながら誰も助けられなかったのが、なんともいたたまれない事件だ。殺人を犯した小笠原沙織被告はもちろんいけないのだがそこまで追い込んだ夫家族も問題であることを認識してもらいたい。
この事件をみて、同じように悩んで追い詰められている人はすぐにネットで相談所を調べて勇気を出してすぐに連絡をしてもらいたい。
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