兵庫県加古郡稲美町で悲惨な事件が起きた。
19日午後11時半過ぎに稲美町の木造2階建ての住宅で火災が起きた。その火災でその自宅に住む小学校1年生と6年生の兄弟が犠牲になった。
その火災は室内からガソリンのような可燃性の液体が検出されており放火事件として捜査されていた。
その事件後に行方が不明になっていた同居する叔父が身柄確保され逮捕に至った。
親族による悲惨な事件をまとめてみた。
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事件の概要
事件の場所
兵庫県加古郡稲美町岡の町立天満東幼稚園付近の周りには畑などが広がるのどかな場所である。
火災がおきた住宅の家族構成
住宅に住むのは50代の父親と40代の母親と小学1年生と6年生の兄弟と数年前から同居する無職の50代の叔父の5人暮らし
逮捕された叔父は家族と接触は少なく、自室に引きこもった状態だったという。出火前後に近くの防犯カメラに徒歩で外出していたという情報が出ている。
事件の詳細
事件は19日の午後11時半過ぎに父親が母親のパートが働くスーパーに車で迎えに行き不在になった20分後に火災の通報があった。
この時兄弟は2階で就寝中で死因は煙を吸ったことによる急性一酸化中毒で亡くなった。
喉や気管に大量のすすが付着していたそうだ。
その事件後同居の叔父が行方不明になっていた。近くの防犯カメラに東に徒歩で向かっている画像が確認されていた。
24日午後に大阪市北区の扇町公園で発見された。取り調べで民家に火をつけたことを認めている。
そして現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕された。
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近隣住民の証言
子供を残して外出した両親は出火後に戻ってきて燃え盛る炎を前に呆然と立ち尽くすしかなかったそうだ。
消防団員の男性は『火の勢いが激しく中に入れる状態では無かった』
近隣住民によると両親が戻ってきたときに『子供たちも外出していたんじゃないかと希望はあったけど、一緒にいなかったなんて』と沈痛な面持ちだった。
近隣住民の家族を知る方は『やりきれない』兄弟を知る方は、仲のいい兄弟で一緒に野球をやっている所を何度も目撃していたそうだ。
今どきの子供がゲームなどで遊んだりしている所を二人は珍しく道端でキャッチボールなどしている姿が残っているそうだ。
近くに住む男性は兄はしっかり者で礼儀正しく登校時には旗をもって下級生をしっかり先導する姿印象に残っているという。
なぜこんなに周りから愛されている兄弟が亡くならないといけないのか胸が痛くなる思いだ。
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犯行動機は
逮捕された叔父の名前は松尾留与(まつおとめよ)51歳。この叔父はコロナウイルスがきっかけで仕事をやめて無職になり妹夫婦の元に住むようになった。
経済的に問題があったとしている。そのため一緒に暮らすようになったとのことだ。
こんな事件を起こすような人物なのだから家族ともうまくいっていなかったのではないだろうか。
動機はまだこうかいされていないが家族との確執があって引きこもっていたのだろう。
まとめ
今回の事件のことを調査して思ったことは、叔父は計画的に犯行を行ったことは明白だとおもう。
両親のいない瞬間を狙っての犯行だ。
そして周りから愛されている兄弟をなぜ殺さなくてはいけないのか、叔父という立場だと自分の子供のように可愛いはずなのに、人の行動とは思えない所業だ。
生活保護を受けたいとの記事もあった事から捕まりたかったのかとさえ思う。そんな自分勝手な動機なら許せない思いが沸き上がる。
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