2004年9月に岡山県津山市で当時小学校3年生9歳の少女が殺害されるという悲惨な事件が起きた。この事件で刃物を使って殺害したとして、殺人、強制わいせつ罪などの罪に問われた無職 勝田邦彦被告(かつた くにひこ)43歳は岡山地裁に無期懲役の判決が下った。
犯人は他の事件で服役中で再逮捕されていた。
今回の犯人は人間として異常な性癖、罪の数々があるのが分かった。それらをまとめてみた。
スポンサーリンク
津山市小3女児殺害事件
2004年9月筒塩侑子(つつしおゆきこ)ちゃん小学3年生が殺害された。
事件は下校中の侑子ちゃんを尾行し、自宅に侵入して首をしめて刃物で胸や腹をめった刺しにするという残忍な犯行が行われた。捜査で犯人は『少女が苦しむ姿をみると興奮する』という、異常な性癖を明かしている。捜査によって明らかになったのは帰宅後15時15分から20分の犯行とみられている。刺し傷からすべて正面からの刺し傷で深いもので内蔵まで達している傷もあった。
司法解剖で死因は【窒息・失血】が原因ではないかとされている。
スポンサーリンク
勝田邦彦被告の数々の犯罪歴
第1の事件
2000年女児6名の腹部を殴ったり、下腹部を撫でまわした容疑で逮捕されている。
この事件では被害者の保護者と示談成立し、執行猶予判決となった。
そして、精神病院に通院することになる。両親は警察官であり、硬いお家柄に育っていたこともわかった。母親は事件後警察を退職している。
第2の事件
2009年には6歳から18歳の少女5名に対して腹部を殴打やドライバーでつついたりして今回は懲役4年の判決をうける。
2度目の逮捕後父親も警察官を退職している。
息子が異常性癖で何度も罪を犯しているのだから退職せざるを得ない状態なのは容易にわかる。
第3の事件
2015年5月に下校中だった中学3年少女を声をかけるふりをして隠し持っていたナイフで襲い、両腕、胸、腹などを突き刺し、大声で助けを求めたことによって犯人は焦り自転車で逃走。
少女は病院に搬送されて命に別状はなかったが、全治1か月の重傷をおった。
防犯カメラなどによって、犯行後すぐに逮捕された。今回の事件で勝田邦彦被告は殺人未遂で10年の実刑判決が下る。この時精神鑑定を受けるが責任能力に問題は無かったとされている。
その他の事件
今だ解決されていない事件で勝田邦彦被告が犯行したのではないかと疑われている事件が2件あり、加古川小2女児殺害事件とたつの市小学4年女児殺人未遂事件が疑いがある。
被害者家族、関係者、近隣住民の為にも少しでも早く解決してもらいたい。
スポンサーリンク
勝田邦彦被告の異常な性癖
勝田邦彦被告の性癖の始まりは中学時代から始まっており、当時いじめにあっていた勝田邦彦被告は『自分の腹を刺して血が出てくるのを見ると落ち着いた』と証言もしている。
それから高校、大学と人間関係がうまくいかなくストレスがたまると自傷行為を行っていて、医師から止められるほどにエスカレートしていった。
そして最終的に少女に刃がむいてしまった。
勝田邦彦被告の自宅には少女が苦しむ様が描かれているアニメがあり、その描写に性的興奮を覚えていると、異常性癖者であることが分かった。
まとめ
勝田邦彦被告の異常な精神は厳しい家庭環境の中歪んだ性格になってしまったのかと。
言葉荒く表現してしまうが自傷行為で自分を傷つけていけばいいと正直思ってしまう。
そして、裁判官が言っていた通り、反省の色が見られないのであればこの犯人には二度と社会に出さないでもらいたい。
被害者、家族、関係者にご冥福を祈ります。
コメント