大阪府寝屋川市で33歳の長女を自宅のプレハブ小屋の約2畳の部屋に10年余り監禁し、十分な食事を与えず衰弱死させた、両親に懲役13年が下された。
長女は統合失調症と診断されており、両親から迫害されていた。発見当時の体重は19キロで骨と皮の状態だった。
死因は凍死だそうだ。この家族には別に家に住む次女もおり長女が死んだ際に次女の説得により両親は自首して事件発覚した、証人尋問でも次女は発言もしていた。
スポンサーリンク
長女の顔写真は?
長女の社会に出ていたのは小学校6年生を最後に中学校には1度も通ったことは無いそうだ。
小学校の同級生は『体にあざのようなものがあった』や『穴の開いた服やいつも髪がぼさぼさだった』との証言もある。当時からしっかりした愛情を受けていなかったのだろう。
スポンサーリンク
なぜ愛情を注げなかったのか?
被害者の長女愛理さんの親は若くした親になってしまったことから始まったのかと思う。
父親の柿本泰孝被告は22歳の時で母親の由香里被告は19歳で親になった。
裁判の資料でわかった由香里被告が愛理さんへの思いが自身の姉への手紙であきらかになった。
赤ちゃんの時から愛がなかった
母親が姉への手紙で書いた手紙に衝撃的な文章が書かれていた。
【嫌いな人と一緒になり、いがみ合った夫婦がつくった結晶】という表現をしており、実の娘に対してそんな表現がなぜ出るのか普通の人には理解ができない。
どんな赤ちゃんでも可愛いはずなのに【かわいくない赤ん坊だった。なつかないし、甘えないし。そういった理由をだしに私はどんどん悪い母親になっていった】と記している。
そんな母親に同調して父親も愛理さんを疎ましく思い最悪な結末になってしまった。
スポンサーリンク
妹の心境は、驚きの発言
今回次女が説得して事件が公になった。そんな次女の証人尋問で驚きの発言があった。
次女によると『姉と話した記憶がない』『プレハブ生活は他人からすればおかしいのは分かるが、小さい頃からなので違和感がなかった』
次女は17.18歳ころまで同居していたがその後家を出ていたという。
次女に対して『愛理にはこの状態がいい。人に関わると病気が悪化する』と説明していたことが明らかになった。
やはり家庭環境は大事なのが凄くわかる発言であったと思う。
プレハブのレイアウトは
写真を見てわかると通り2畳弱の部屋に出れない状態で10年いるという状態がどんなに辛いことなのか想像を絶する。
そしてこの部屋での生活も人としての食事もろくに与えておらず1日1食でしかも自分たちの残飯を与えていたという、残虐性も感じる。会話もスピーカー越しだったという。
しかも障碍者手当は受け取っていたというずるい部分も明らかになった。
自分がされたらどんな気持ちか考えられなかったのかと思う。育児は大変なのもわかるし、統合失調症を抱えて大変なのも理解できるが実の娘をここまでひどい扱いをできる神経が理解できない。
まとめ
今回の事件は少なからず各地で起きているのも事実なので、親自身も精神がおかしくなる前に周囲にちゃんと相談し、そして国からの支援や施設をちゃんと調べ利用すべきだと思う。
このような事件を起こしてしまうならしっかりとした施設に預けることを選択してもらいたい。
コメント