はじめに
もう二度と起きてほしくない事件がまた起きてしまった。中学生という先に未来しかない年代の集団性的暴行にいじめが原因での死亡事件が起きた。
この事件には教育現場の隠蔽や事なかれ主義の体質があらわになった。
教育現場でのいじめは無くすのは難しいのかもしれないがちゃんと大人が手を差し伸べてあげる必要があると思う。今回の事件の内容と加害者の情報を調べてみた。
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事件の概要
２０２１年２月に旭川女子中学生いじめ凍死事件が起きた。
事件は被害女性が２０１９年に旭川市立北星中学校に入学して間もなく起きた。学校の近くの公園で知り合った２学年上の同じ中学の女子を含む中学男女にいじめられるようになった。
その中の他校の男子に裸の写真を送れなどと言われ恐怖を感じ送ってしまいその画像を中学生のLINEグループに拡散され後日自慰行為を強要されるなどいじめがエスカレートしていく。
2019年６月にウッペツ川に飛び込み自殺未遂で警察が動き出す。
当初いじめグループは警察に母親の虐待が原因と嘘の証言をしていた。しかしいじめグループからの被害少女への心配する様子がなく不審に思い被害者のLINEを確認したところいじめがあったことを確認し、旭川警察署少年課は捜査を開始した。
警察が捜査を開始したのになぜ教育現場の教師などが動かなかったのか理解ができない。
いじめグループはスマートフォンを初期化するなど隠蔽しようとしたが警察が復元しわいせつ画像や動画の証拠を入手し当時１４歳だった少年を児童ポルノ法違反で少年ということで厳重注意処分でおわっている。
他のいじめグループは強要罪の疑いで調べたが証拠不十分で厳重注意処分で終わった。
少女は２０１９年９月に引っ越したもののPTSD（心的外傷後ストレス障害）を発症しており入院や通院しながら自宅にいることが多くなった。
そして２０２１年２月に被害者は氷点下１７℃の夜に家を飛び出し３月に凍死した状態で発見された。
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いじめグループの詳細
加害者側は誰一人処罰はされていない。この現実に今回加害者の情報を公開し、人ひとりの命を奪った罪の重さこれかれその罪を一生背負い生きていいてほしい。
主犯格の女性の発言
わいせつ画像の拡散が疑われたA子は現在16歳。茶髪にピアスという出で立ちで年齢よりも大人びて見える。
――爽彩さんとはどのような関係でしたか？
「友達」
亡くなったと知って「正直何も思ってなかった」
――爽彩さんが亡くなったと知ってどう思いましたか？
「うーん、いや、正直何も思ってなかった」
A子に長時間話を聞いたが、最後までイジメに対する謝罪も、爽彩さんが亡くなったことに対するお悔やみの言葉もなかった。
友達と言っていながらその友達の死に何も思わないという証言がもはや信じられない。
人の命の重みが分からないのであろう。
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教育現場の闇
今回の事件で学校側の対応があらわになった。まず生徒を助けられるのは近くの大人たちしかいないのは間違いないことで、そのSOSを一番最初に相談された担任の先生の対応で彼氏のデートを優先し相談を断るなどの対応をしていた。そんな女性がその後彼氏とうまくいくわけがないだろう。
そして次に教頭の発言で
爽彩の入院中、学校に呼び出された際、教頭から「いたずらが行き過ぎただけで、悪意はなかった」「加害者にも未来があるんです」と頭ごなしに、いじめを否定されました。
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」。これは、教頭に言われた言葉です。同席した知人も、あきれ果てるような対応でした。
この発言から正直教育者以前に人として人の気持ちが分からない人なのではないかと思うし、考え方も理解しがたい。
被害女性の母親は学校、教育委員会にいじめがあると相談を何度もしていたのにいじめの認知に至らなかったとしていて、取り合わなかったし、少女が担任の先生に誰にも知られないように相談もしていたそうだ。
学校側は知らないはずがないと思うが、隠蔽していたのだろう。
一番守れるたちの大人が無視をしてしまうというあるまじき行為であるし、何のために教員になっているのか疑問でしかない。子供の教育が全くできたいないように思う。
まとめ
今回のような事件はほんとに２度とおきてほしくない。もう一度もし自分の子供が同じような被害をうけていたらどう思うのか、相手の立場になって考えられるような人間になってほしい。
こんな教育者が子供を教育しているのだから恐ろしい。未熟な大人が教育なんてできるはずがない。
今後このような事件が起きないようにするには根本からの改善が必要なことだと思う。
今回の事件の全容が被害者にちゃんと伝わり、加害者はしっかりとやってしまった事の大きさをしっかり理解することを心から願う。
ご冥福お祈りします。
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